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サイト売却の相場と売却しやすいサイトについて解説!      

サイト売却の相場と売却しやすいサイトについて解説!      

サイトを売却するとき、いくらで売却できるのか?、どのようなサイトが売却されているのか?などは気になりますよね。大切にしてきたサイトほどを売却するとき、少しでも高く売りたいと思うものです。

また、サイト売却は、多くの方が頻繁に行うこともないですよね。なかなか、サイト売却の相場を正確に把握する機会も少ないでしょう。もし実際にサイトを売却することになれば、事前にサイト売却の相場を把握しておきたいはず。

この記事ではサイト売却時の価格相場、高く売却できるサイトや売却しにくいサイトの特徴などについて解説していきます。

サイト売却の相場とは

サイト売却の相場

不動産や貴金属と同様に、ウェブサイトを売却するときには相場というものが存在しております。ウェブサイトの売却価格を決める大きな要素の一つは、月間の利益です。一般的な相場では、月間の利益の12~24ヶ月分が目安とされています。例えば、月間利益が10万円であれば、12ヶ月分だと120万円(10万円×12か月)、24ヶ月分だと240万円(10万円×24か月)ということになります。

ただし、売上が高いからといって必ずしもサイト売却価格も高くなるわけではありません。売上にかかる経費が少なく、利益率が高いサイトなのか、経費が多く、利益率が低いサイトなのかによって、サイト売却価格は異なります。

例えば、利益率の高いサイトでは、経費が抑えられており、月間利益が多い場合でも、売却価格は比較的高く設定されるでしょう。一方、経費が多く、利益率が低いサイトでは、月間利益が高くても、売却価格はそれほど高くはないかもしれません。

また、ウェブサイトの売却価格には、将来の成長性や競合状況、市場の需要なども考慮されます。将来的に収益が伸びる可能性がある場合には、それを見込んで売却価格が設定されることもあります。したがって、ウェブサイトの売却価格は単純に売上だけでなく、利益率や将来の成長性など複数の要素が考慮され、相場に基づいて決定されます。

サイトの種類別の相場

サイトの種類別の相場

サイト売却時の相場はサイトの種類に関係なく、売上・利益の他にPVや検索表示順位、扱っている商材やコンテンツなどにより前後します。これらの要素が優れているほど、売却価格が高くなる傾向があります。

また、過去と現在の各データを比較したときに、どのようなトレンドなのかも売却価格に大きく影響があります。例えば、売上や利益が着実に増加している場合や、PVや検索表示順位が向上している場合には、売却価格が高くなる可能性があります。

Webサイトの違いによる相場の算出方法は以下の通りです。

アフィリエイトサイト

平均相場:月間利益の15~18ヶ月分

得ている成果報酬がそのまま利益になるため、売却価格は過去の売上実績をもとに算出します。外注費や広告宣伝費などの経費がかかっている場合は、売上から経費を差し引いて出した利益をもとに算出する必要があります。

また、提携しているアフィリエイトプログラムが今後も継続できるのかも重要なポイントです。特別単価・クローズド案件といった特別な案件と提携している場合、これらが引継ぎ可能かどうかによっても売却価格に影響を与えることになります。

なお、売上や集客が安定してないサイトや、過去にgoogleアップデートの影響を受けたサイトなど買い手にとってリスクがあるサイトの場合、売却価格は6~12ヶ月分で取引されることが多くなっています。

ECサイト

平均相場:月間利益の20~24ヶ月分

売上ではなく利益が売却価格を算出する基礎となります。

扱っている商材によって利益率が大きく異なるため、利益率がどのくらいなのかで売却価格が大きく変わってきます。

売上金額の推移も重要なポイントですが、仕入れ商品の価格変更や販売に伴う経費負担の変更についても、販売価格に大きな影響を与える事になります。

売上・利益のないサイトでも売却できる?

売上・利益のないサイト

コンテンツが充実している、PVが多い、取り組んでいる方が多いジャンルのサイトであれば買い手からのニーズがあるため、売上・利益のないサイトでも売却できます。

なぜなら、買い手からすると新たにサイト作成するよりも、購入した方が時間とコストの削減になるからです。買い手が既に運営しているサイトとのシナジーがあり、望むコンテンツが充実しているサイトであれば、売却できる可能性がでてきます。

また、そもそもマネタイズしていないサイトや、サイト運営を放置しており広告リンク切れもあるようなサイトもあります。その場合、サイトの売りとなるポイントがあるかを探してみてください。

売上・利益がないサイトでも、買い手が活用できるポイントを伝えることができれば、売れる可能性のあるサイトになります。

高く売却できるサイトの特徴

高く売却できるサイト

収益力が高い

収益力が高いサイトは、買い手がテコ入れをしたときに少ない影響でも大きな利益を生むことができます。特に広告単価の高いジャンルのサイトは、集客力のあるサイトであれば自然と収益力が高くなる可能性があります。

金融、人材、恋愛、通信、教育、ジムなどは、継続してニーズのあるジャンルであるため、顧客が定期的に利用し続けることが期待されます。これにより、顧客の継続的な支払いや購入が見込まれるため、収益性が高くなります。

したがって、買い手が収益力の高いサイトをテコ入れすることにより、早い段階で購入費用を回収し、その後の利益を最大化することができる可能性があります。ただし、市場状況や競合状況によっては、必ずしも収益力の高いジャンルのサイトがすぐに高い利益を生むわけではないため、事前に慎重な分析と計画が必要です。

検索結果で上位表示される

Webサイトを利用するユーザーは、検索によって上位表示されるWebサイトを閲覧することが多く、そのためにサイト運営者はSEO(検索エンジン最適化)対策をします。検索エンジンは、優良と判断されるWebサイトが上位表示されるよう、定期的にアップデートを行なっています。詳細は以下「Google検索セントラル」をご参照ください。

参照:検索エンジン最適化(SEO)スターター ガイド

サイト売却時には、どのようなキーワードで検索順位が何位なのか、買い手が気になるポイントの一つです。優良なコンテンツと判断されることで検索上位表示されているWebサイトは高く売れやすいサイトと言えます。

したがって、優良なコンテンツを持ち、検索エンジンの上位表示を維持しているWebサイトは、サイト売却時に高い評価を受ける可能性があります。しかし、SEO対策は競争が激しいため、定期的なメンテナンスやアップデートが必要であり、売却前にはサイトの状況を詳細に分析し、適切な価格を設定することが重要です。

アクセス数が多い

サイトを活用し収益を上げようとするときには、まずはサイトへのアクセス数を増やす必要があります。アクセス数が多ければ、多くのユーザーに対し様々なことをサイトでアピールすることで収益につながります。

新しくサイトを立ち上げて、一から対策しアクセス数を増やすこと、さらにそれを安定的に維持することは容易ではなく、様々な要素を考慮しながら、SEO対策やコンテンツの充実、SNSやメールマーケティングなどの効果的なプロモーションを実施する必要があります。

一方で、既存のサイトを購入することで、サイトの育成にかかる手間を省くことができますし、アクセス数が多く、安定した集客基盤があれば、将来的に収益化しやすいサイトとしての将来性が高いと判断しやすくなります。そのため、買い手からのニーズが高まっています。

売却しにくいサイトの特徴

売却しにくいサイト

収益が少ない

売却を考えるサイトの中には、他の事業や他の運営サイトに注力し放置されているケースも見受けられます。そうなると、収益も少なくなり希望通りの売却が難しくなります。

サイト売却を考える際には、売却対象のサイトの収益性や運営状況を詳細に分析し、必要に応じて適切な改善施策を実施することが重要です。運営者のリソースの適切な配分や売却対象のサイトの収益を最大化する取り組みがなされているかどうかを確認することが、売却成功の鍵となります。

運営期間が短い

運営期間が短く、実績があまりないサイトは収益の安定性に不安を抱かれるだけでなく、検索による表示順位についても、上位表示される事は期待できません。結果、アピールポイントが少ないサイトとなり、売れにくくなります。

サイト売却を考える際には、運営期間や収益の安定性、検索エンジンでの表示順位などを含めたサイトの実績を明確に示し、アピールポイントを最大限に活用することが重要です。売却対象のサイトの魅力を的確に伝えることで、売却の成功率を高めることができます。

コンテンツの質が低い

ユーザーがサイトにアクセスした際、コンテンツの質が低い場合は滞在時間が短くなる傾向があります。ユーザーが見たくない、読みたくないコンテンツがあるサイトは売却が難しくなる可能性があります。

サイト売却を考える際には、新しい情報を定期的に取り入れるなどの工夫が必要です。コンテンツの質を高め、ユーザーが興味を持ち、滞在しやすいサイトにすることが重要です。また、文章の読みやすさにも注意を払い、わかりやすい表現や適切なフォーマットを選択することが大切です。

ユーザーがサイトに長く滞在し、有益な情報を提供するサイトは売却の魅力が高まります。収益を上げるために、サイトのコンテンツの質を向上させる努力をし、ユーザーにとって魅力的なサイトにすることが売却の成功に繋がるでしょう。

属人的である

サイト運営が運営者の知識やノウハウに依存している場合は、対応できる人が限られるという点から、買い手の候補が通常よりも少なくなってしまいます。また、個人のキャラクターを全面に押し出しているサイトも、買い手が購入後に同じレベルで運営を維持していくことが難しく、買い手が限定的です。

買い手にとっては、専門知識がなくても誰でも運営できる手間のかからないサイトであることが購入時の決め手の一つとなります。サイトを売却する際には、運営者の知識やノウハウに依存しないように、サイトの運営プロセスを体系化し、持続可能なビジネスモデルを確立することが重要です。

また、個人のキャラクターに過度に依存せず、幅広い買い手の興味を引くようなサイトにすることも大切です。これにより、より多くの買い手の関心を引き、売却の機会を増やすことができます。

相場を把握し、アピールポイントを明確に

サイトを売却する際には、相場を正確に把握し、適正な価格での売却が重要です。相場から大きくかけ離れた金額での売却は難しく、買い手に疑問を抱かせる原因となります。

また、売却するサイトには、SEO対策をしっかりと行い、検索エンジンの表示順位を上げることが必要です。買い手はサイトのSEO状況を詳しく調べ、検索順位や毎月の収益などの情報を収集するでしょう。

さらに、売却するサイトのアピールポイントを明確にすることも重要です。例えば、独自のコンテンツやデザイン、ユーザー数や売上の伸びなどの強みを強調することで、買い手に魅力的なサイトであることをアピールできます。さらに、運営の手間が少なく、将来の成長性がある点などもアピールポイントとなります。

売却を検討する際には、これらの要素を考慮し、適正な相場を把握し、売却するサイトのアピールポイントを明確にすることが、売れやすいサイトへ近づくことになります。

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