売却しやすいブログとは?その特徴や相場、メリットとデメリットについても理解しよう
- 2023.08.29
- サイト売買

サイト売買サービスではアフィリエイトなどでのマネタイズの状況に関わらず、多くのブログの売買が行われています。
でも、自分のブログがどれだけの価値があって、売却できるかどうか分からないために、売却を考えたことがない方も多いのではないかと思います。
ここでは、売却する方法や売却しやすいブログの特徴、また売却するとどのようなメリットやデメリットがあるのかについて解説します。
ブログを売却する方法

マッチングサービスや仲介業者を利用する
ブログを売却するときに便利で安心なのは、A8M&Aのようなサイト売買のマッチングサービスを提供する会社や仲介業者を利用することです。
そういった事業者を間にはさまず、買い手と直接売買するときは、直接取引でのトラブルに十分注意する必要があります。
サイト売買のサービスを利用すれば、サイト売買に慣れていなくて不明な点がある場合でも、その事業者に質問したりアドバイスをもらうことで、トラブルを回避することができて安心です。
また、サイト売買が成約したときに必要な契約書が用意されていることが多いため、必要な手続きをスムーズに行うことができます。
売却が決まれば買い手にブログを移管する作業を行いますが、移管作業はどのような作業になるのか、ドメインやサーバーの各管理会社のサイトで確認し、あらかじめ調べて理解しておかないといけません。
サイト売買のサービスでは、有料になりますが作業代行の依頼ができる先もあるため、不安な方や面倒な方は利用すると楽に作業を終えることができます。
無料ブログは売却不可
無料ブログは自己所有のブログではなく、サービス提供会社に場所を借りているような状態のため売却ができません。
利用規約などに第三者への譲渡を禁じる条項があり、違反した場合にはペナルティがあります。
そのため、無料ブログの売却を行うときは、WordPressなどへサイトを引越しさせてから売却することになります。
独自ドメインを取得し、サーバーをレンタルする運営に切り替えることで自己所有のブログに変わります。費用はかかりますが、無料ブログよりも編集の自由度があがり、記事の内容次第ではPV増などの効果が得られます。
収益がある無料ブログの売却の場合、一時的に引越し費用がかかっても、売却価格で回収できる場合も十分あるため、売却する際には検討が必要です。
売却しやすいブログの特徴

過去の売買事例から、売却しやすいブログにはいくつかの特徴があります。
- 記事が50記事以上ある
- 運営開始から1年以上経過している
- PVが平均して3,000PV月以上ある
- 収益が平均して2,000円/月以上ある
- 特定のジャンルに特化している
特徴を見ると、収益があまりない、規模の大きくないブログでも、実は需要があることが分かります。
たとえ1年以上放置しているブログだったとしても、収益やPVが全くなくても、コンテンツが評価されれば売れる可能性があります。
また、特にテーマを決めずに、複数のジャンルや雑多な記事を書いているブログよりも、テーマを絞ってその情報に特化したブログの方が需要が多いです。
売買されているブログのジャンルに特に偏りはありませんが、その中でも比較的多いジャンルとしては以下のようなブログが挙げられます。
- 金融(投資、借金体験など)
- 恋愛(婚活アプリ、パーティー体験など)
- 学習(英語・英会話、プログラミングの学習など)
- 旅行(旅行記、ホテルや現地の体験など)
- エンタメ(ゲーム、趣味など)
他にも、定期的にブログを更新していて、売上やPVが増加傾向にあると売却しやすくなります。そのために、以下のような対策はかかさず行っておきましょう。
- 過去記事をリライトし、現状にあった最新情報の記事に修正
- 収益を得ている広告を把握し、リンク切れがないか確認
- ブログの構成や見た目を読みやすいように改善
ブログはいくらで売却できる?

サイト売買における一般的な相場としては、月間利益の12~24ヶ月分が目安となっています。中でも、収益やPVが多いブログは当然需要が多く、100万円以上で取引されていることもあります。
一方で、収益があまりない、規模の大きくないブログでも需要があるため、一定の金額で取引されています。
過去の売買事例を見ると、月間収益が2,000円~2万円のサイトが、10~30万円前後で取引されていました。
売却希望をだすときは、少しでも高く売りたいという思いから、価格を高く設定しがちになりますが、相場を無視した設定では売却を実現させることは困難になります。
過去の売買事例から相場を把握して、適正な価格で売りに出すことが重要です。
ブログを売却するメリット

まとまったお金を得られる
収益があるブログの場合、売買の相場に応じたまとまったお金を得ることができます。
新しいチャレンジをする際にお金が必要な場合、ブログ売却により得られるお金を有効活用することできます。
ブログのコンテンツ次第では、相場よりも高値で売却することも十分可能です。
運営放置ぎみのブログを資金化できる
放置されていないブログと比べると、売買価格は安くなりますが資金化が可能です。
現状、運営に注力できていないブログを放置していて、今後も様々な理由で手を加える予定がないのであれば、できるだけ早くお金に換えた方が価値を落とさずにすみます。
また、複数ブログを運営されている方であれば、選択と集中を図り、効率よく運営することにもつながります。
今後のブログ運営に対する情報収集ができる
ブログ売却の交渉の過程でヒアリングできる買い手の要望は、どういったブログが求められているかのリサーチにもなります。
そこで得られた情報は、新たにブログ運営を開始する際に役に立ちます。
傾向が掴めれば、最終的に売却することを目的とし、ブログ運営することも可能になります。
もちろん、情報収集目的で売却の予定がないのに交渉だけする行為は認められません。
ブログを売却するデメリット

得ていた収益が減る
収益を得ているブログを売却する場合、売却と同時に得ていた収益が減ります。
収益が減る半面、まとまったお金を得ることになるので、売却前に計画を立てておく必要があります。
ブログを売却することのデメリットを少しでも軽減するためには、目先のことだけ考えるのではなく、将来を見据えた事前準備を整えておきましょう。
期待通りの価格で売却できない
ブログ売買の価格には相場があるものの、自分が思ってるよりも低い金額でしか売却できない場合があります。
頑張って記事を投稿して育ててきたブログであればあるほど、価値が高いだろうと感じてしまうかもしれませんが、マネタイズが難しいジャンルや、更新頻度が低下しPVが減少しているブログだと自己評価よりも低くなりがちです。そのため、売却前に、ブログのSEOを最適化してから売却することをお勧めします。詳細は以下のリンクを参照してください。
必ずしも期待通りに売却できるわけではないので、あらかじめ理解しておきましょう。
放置しているブログでもまずは売却検討を!

収益を得ているブログはもちろん、収益が少ないや規模が大きくないブログでも売却可能です。また、ほとんど更新せず放置しているブログであっても、買い手が見つかる可能性は十分にあります。
運営の手が回らないブログをそのまま放置したり、閉鎖するよりも、まずは売却の検討をしてみましょう。これまで頑張って運営されていたブログであれば、買い手が見つかる可能性は十分にあります。
自分のブログに需要があるのか不安な場合でも、まずはA8M&Aのようなサイト売買サービスで買い手を募集してみることをおすすめします。